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僕のヒーローアカデミア

第14章 ACADEMIA!


ナイトアイが構成員のその後を"見た"結果
八斎會邸宅には届出のない入り組んだ
地下施設が存在しその中の一室に
今回の目的である女児が
かくまわれていることが確定した

構成員の男は地下への入口から
女児の部屋まで一切の寄り道をせず
そのため地下全体を把握する事は適わなかった
男の歩く道はそのまま目的地への
最短距離であり八斎會の広い敷地を
捜索するにあたって最も有益な情報となる

警察官
「しかし目指すにしても
"個性"を駆使されれば捜索は難航する
そこで
解る範囲だが八斎會の登録個性を
リストアップしておいた
頭に入れて置いてくれ!」

AM8:00
警察署前

警察官
「隠蔽の時間を与えぬ為にも
全構成員の確認捕捉等
可能な限り迅速に行いたい」

切島「決まったら早いスね!」

環「君は朝から元気だな…」

麗日「緊張してきた」

蛙吹「探偵のようなことから
警察との協力…知らないことだらけ」

リューキュウ
「こういうのって学校じゃ
深く教えてくれなくて
新人時代苦労したよ」

切島「プロ皆落ち着いてんな!慣れか!」

緑谷「皆………
グラントリノが居ないよ
どうしたんだろう」

サー「あの人は来れなくなったそうだ」

緑谷「え…」

警察官「塚内が行ってる連合の件について
大きな動きがあったみたいでな

悔しそうだったよ
だがまぁ コチラも人手は充分。支障はない」

緑谷は眉を下げた

切島
「八斎會と敵連合一気に捕まったりしてな」

さりげなくフォローを入れてくる切島に
緑谷は笑顔で同意した
グラントリノがいない分
頑張ろうと意志をかためた
緑谷に相澤が声をかけた

イレイザーヘッド
「俺はナイトアイ事務所と動く
意味は分かるな?」

緑谷「はい…!」

アイズ
「私は援護に付きます」

イレイザーヘッド
「あぁ。頼んだ」

ヒーロースーツを纏ったアイズこと
ユキをみつめ
何か腑に落ちないような顔をする
緑谷だったがそれは
警官の声によって妨げられた

警察官
「ヒーロー
多少手荒になってもしょうがない
少しでも怪しい素振りや
反抗の意思が見えたら
すぐ対応を頼むよ!

相手は仮にも今日まで生き延びた極道者
くれぐれも気を緩めずに
各員の仕事を全うしてほしい!


出動!!」
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