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残酷で美しき世界の中で

第35章 開口


エレン「(いや、そもそも夜にならなくなったって俺らの体を治りきるのを奴らが待ってるはずがない。俺らが無力な内に手を打つはずだ。このままじゃ何も出来ねぇ!このままじゃ…!っ!あの後みんなどうなった?調査兵団は?まさかこっちに向かってねぇよな?そんな事をしたらみんな無事じゃ済まないぞ)」

ユミル「つーか…あの城の巨人は夜なのに平気で動いてたけどさ、ここの巨人はどうだ?」

ライナー「ここの巨人は夜には動けない。そんなことお前なら分かっているんだろう?ユミル」

その言葉にエレンは顔をユミルの方に向けた
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