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残酷で美しき世界の中で

第34章 追う者


ドシンドシンと巨人達は塞がれた穴の所に集まっていた
トロスト区
グーグーと座りながらイビキをかいているのはピクシス
足元には沢山の酒瓶が転がっている

「司令、ピクシス司令。起きてください。ここで寝たら体壊しますよ!」

バシンッとピクシスの頭を叩く
それで起きたピクシスは頭を撫でる

「いつの間にこんなに飲んで…もうお年なんですから。私は司令のおしめの世話をするなんて嫌ですよ」

ピクシス「美女に世話してもらうなら望むところじゃ」

ピクシスはそう言うとキュポンと酒瓶の蓋を開ける

ピクシス「して、状況は?」

そう聞きラッパ飲みし始めるピクシスの酒瓶を取り上げる
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