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残酷で美しき世界の中で

第30章 兵士


思い出されるのは入団式の時だ

クリスタ「そっそんなこと…」

ユミル「コニー…さっきのナイフ貸してくれ」

ユミルはクリスタから離れるとコニーの元へ行く

コニー「ん?ナイフ?」

ユミル「いいから貸せよ」

コニー「んだよ?ほら」

コニーはユミルに持ち手を向けてナイフを渡す
受け取ったユミルはポンポンとコニーの頭を軽く叩く

ユミル「ありがとよ」

コニー「何に使うんだよ?それ」

コニーはユミルの手を退かし聞く

ユミル「ん?ああ…そりゃあ…これで戦うんだよ…」

ユミルの言葉にライナーとベルトルトは驚く
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