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残酷で美しき世界の中で

第30章 兵士


「ああ、確かに巨人が少ないようだ。壁が本当に壊されたにしちゃあな」

ナナバ「私達が巨人を発見したのは最初見た時だけだ」

難しそうな顔をしているライナーとベルトルト

ユミル「コニー…お前の村は?」

コニー「壊滅した。巨人に踏み潰された後だった」

それを聞いたユミルとクリスタは下を向いた

ユミル「そうか…そりゃあ「でも誰も食われてない。みんな上手く逃げたみたいでそれだけは良かったんだけど…」村は壊滅したんだろ?」

コニー「家とかは壊されたけど村の人々に被害はなかったんだ。もし食われてたら…その…血とか跡が残るもんだろ?それが無いってことはつまりはそういう事だろ?」

コニーをライナーは少し険しい顔して見ていた
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