• テキストサイズ

残酷で美しき世界の中で

第29章 南西へ


コニーは自分の家の前に呆然と立っているとライナーが走ってくる

ライナー「コニー!生存者はいたか?」

そこにベルトルトもまだ火のついていない松明を持ってくる

コニー「いない…。いねぇよ…もうおしまいだ。これの故郷はもうどこにも無くなっちまった…!」

涙を流しながらそう訴えるコニーにライナーは言葉が見つからずコニーの肩に手を置いた
そんなライナーをベルトルトはただ見つめていた

ゲルガー「おい、何か妙だぞ!誰か死体を見たか?」

ゲルガーの言葉にコニーとライナーは首を振る

ライナー「いえ…」

ベルトルト「見てません」

ベルトルトは目を逸らしながら答えた
/ 1159ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp