第27章 獣の巨人

「おい、あれ！」

兵士が指を指したのは壁から顔を覗かせる巨人の姿
外壁が少し崩れるとその巨人はゆっくりと目を下に向けた

ﾊﾝｼﾞ「巨人…!?」

何？まさか…と兵士達が騒ぐ中にハンジが走って向かう

ﾓﾌﾞﾘｯﾄ「分隊長指示を…」

ﾊﾝｼﾞ「え…何？ちょっと待って…」

ハンジの顔は驚きで染まっている

ﾊﾝｼﾞ「(あれはたまたまあそこにいたの？それとももしそうじゃなきゃ…)」

考えているハンジの肩を誰かが掴む
ハンジは驚きそっちに顔を向けると肩で息をしているウォール教の神父

ﾊﾝｼﾞ「ニックさん…」

ﾆｯｸ「当てるな…！あの巨人に日光を当てるな…！」

ハンジは小さく何？と呟いた