第20章 巨大樹の森〜第57回壁外調査2〜

ピーッと指笛が草原に響き渡る

ﾗｲﾅｰ「どうだ、アルミン？立体機動装置は」

ｱﾙﾐﾝ「大丈夫。留め具が正しく外れてくれたから壊れてはいないみたい…」

ﾗｲﾅｰ「そうか…それは良かった。だがどうする…馬が一頭しかいないぞ。ジャンの馬が戻ってくれば三人とも移動できるだが…」

ライナーはチラリと指笛で自分の馬を呼び寄せているジャンを見てから、アルミンの手当てにかかる

ｼﾞｬﾝ「(くっそ！なんでだ？ライナーの馬は戻って来たのに…！どうして俺の馬は戻って来ねぇんだよ？)」

ジャンはチラリとライナーの馬を見たあと、再び指笛を鳴らし始まる