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残酷で美しき世界の中で

第18章 今、何をすべきか〜反撃前夜3〜


ジャン「知っておくべきだ。俺達はなんの為に命を使うのか!じゃねぇといざと言う時に迷っちまうよ。俺達はエレンに見返りを求めてる!きっちり値踏みさせてくれよ!自分の命より見合うのかをな…」

ジャンは振り返るとエレンに近づくと両肩を掴む

ジャン「だからエレン!お前…本当に頼むぞ!」

エレンはその気迫に押されながらああ。と頷いた

──────
リンゴーンリンゴーンと鐘が鳴り響く

「団長、まもなくです!」

「付近の巨人は粗方遠ざけた!開門30秒前!」

窓から兄妹と思われる二人の子供が見つめていた

「わぁ!調査兵団だ!」

「背中の印"自由の翼"って言うだぜ?」

「カッコイイ!」

アイリスとエレンはフッと笑った

「いよいよだ!これより人類はまた一歩前進する!お前達の活躍を、成果を見せてくれ!」

「おお!」

と全員が剣を上げる

「開門始め!」

ガラガラと門が開く

エルヴィン「進め!」

エルヴィンの掛け声により一斉に馬が走り出した(銀狼も)

エルヴィン「第57回!壁外調査を開始する!前進せよ!」
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