第4章 その日〜シガンシナ陥落2〜
ハンネス「終わりだ…」
ドシンッドシンッと内地に侵入してきた巨人を見てハンネスは小さく呟いた
「終わりだ…人類は巨人に食い尽くされる…」
泣きながら呟かれた言葉にエレンは終わり…?と心の中で呟いた
思い出されるのは優しい家族の笑顔
エレン「(もう…あの家には…二度と帰れない)」
エレンの目からは再び涙が零れる
エレン「(どうして…最後までろくでのない口喧嘩しか出来なかったんだ!もう母さんはいない!どこにもいない!どうして…!)」
エレンの脳裏にハンネスの言葉が過ぎった
ハンネス「お前に力がなかったからだ」
涙を拭くこともせず、ジッとエレンは考える