第18章 今、何をすべきか〜反撃前夜3〜
「あぁ…皆今日まで続いた戦場の処理で憔悴しきっているのに…」
アルミンは静かにその声を聞いていた
すると隣に居たコニーが口を開いた
コニー「巨人が憎くて仕方なかったんだろうな…」
アルミン「うん…でもこれじゃ巨人に手を貸した様なものだよ…その人の復讐心は満たされただろうけど、人類にとっては打撃だ」
コニー「俺は馬鹿だからな。分かる気がする」
アルミンは目だけをコニーに向け、コニーもアルミンに目だけを向けた
コニー「巨人を見るまでは俺…本気で調査兵団になるつもりだったんだぜ?けどもう見たくねぇ…今日所属兵団を決めなきゃいけねぇのに…」