• テキストサイズ

残酷で美しき世界の中で

第10章 心臓の鼓動が聞こえる〜トロスト区戦防戦4〜


ジャン「何だよ、一体?」

その巨人の項の中から、モゾモゾ動く人

『「っ!」』

肉が剥がれ、出てきたのはエレンだった
ミカサは急いで立体機動で下に降りていく

アルミン「ミカサ!」

ミカサは走ってエレンの元へ行くとエレンを抱きしめた
そして急いで心臓の鼓動を確認すると、わんわんと泣き始めた
アイリスもアルミンもジャンも急いで傍に行く

そして壁を登りエレンを抱きしめたままのミカサ
その姿を見てアルミンは動揺を隠せない

アルミン「(エレンだ…切断された筈の腕と足がある…エレンはあの時巨人に飲み込まれた…あの時…)っ…!」

アルミンはエレンの左手を取り繋ぐ

アルミン「一体…何が…!」

そう言って涙を流しながら強く握った
アイリスも三人を包み込む様に抱きしめた

『良かった…生きてて…』

そんな四人を見た後ジャンは静かに街を見た

ジャン「これをエレンが…やったってことか…?」

倒された巨人達からは湯気が出ていた
/ 1159ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp