第7章 初陣〜トロスト区戦防戦1〜

そして慌ただしく動き始める

ｼﾞｬﾝ「なんで今日なんだ…明日から内地に行けたつーのに…！」

ジャンは片手で顔を覆っていたが、おおえっと吐く音に顔を向ける

ｸﾘｽﾀ「大丈夫？」

クリスタに背中を摩ってもらっていた人物は大丈夫と声を掛けようとするがすぐに戻してしまう
その姿を見た後、ジャンは歩き始める

周りは嫌だ嫌だと体操座りで顔を隠している人達もいた
そんな人達の横を下を向いて、目を瞑り通り過ぎるジャンはドンッと前から歩いてきた人物とぶつかり目を開ける

ｼﾞｬﾝ「くっ…！邪魔だ！」

ドンッとエレンを押し通るジャン