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残酷で美しき世界の中で

第41章 昔話


ユミル「私を恨んでいるか?」

ベルトルト「どうだろう…よく分からない…。君も人なんか食べたくなかっただろうし…」

ハンジ「そこから推測するにユミルは壁の外を彷徨く巨人でベルトルトやライナー、アニの仲間を食べたんだと思う」

全員なっ!と小さく声を上げる

ハンジ「当然巨人は人を食べても人には戻らない。しかしライナー達の仲間なら、それは巨人化の能力を有した人間だろう。つまりは巨人がその能力を持つ人間を食べれば人間に戻り、さらに相手の能力を手に入れるんだ。先日の戦いでライナーは逃げたエレンに巨人を投げつけたという。巨人を操れるエレンの"叫びの力"を他の巨人に移そうとしたんじゃないか。だとすればエレンは器であって交換可能な存在なんだ。つまりもし王政が巨人を持っていればエレンはそいつに食われるだろう」

それを聞いたミカサは外へ出ていこうとする
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