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残酷で美しき世界の中で

第40章 痛み


「待ってくれ!俺は馬車の運送に使われている、ただの老いぼれ…」

そこにミカサの声が被る

ミカサ「あなたとは会ったことがある。彼は街で会長と呼ばれていました」

『ああ!あの時の!』

リヴァイ「ああ、知ってる。リモ・リーブスだろ?」

「チェッ!中央憲兵に従ってやっただけだ。しかも失敗したからな。リーブス商会はこれから全財産没収。俺やあのバカ息子はもちろん、部下達まで何らかの事故で死ぬだろうな」

リヴァイ「黙って殺されていいのか?」

リヴァイの言葉にリーブスは目を向けた

リヴァイ「破綻寸前のトロスト区が何とかもってるのは、リーブス商会が人と仕事を結び付けているのが大きい。だが商会が無くなったら一体何人が冬を越せるだろうな?」

アルミン、ジャン、コニーは黙って見つめていた
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