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残酷で美しき世界の中で

第40章 痛み


ケニー「なぁリヴァイ、アイリス。どうしてお前らが調査兵になったか俺には分かる気がするよ。俺らはゴミだめの中で生きるしか無かった。その日を生きるのが精一杯でよ。世界はどうやら広いらしいと知った日は、そりゃあ深く傷付いたもんだ。だが救いはあった」

ケニーは話しながら椅子を持ち上げる
リヴァイはアイリスに守られるように座っている

ケニー「やりたい事が見つかったんだ!単純だろう?単純だが実際人生を豊かにしてくれるのは趣味だな」

リヴァイ「趣味か。俺の部下の頭を吹っ飛ばしたのもアンタの趣味か」

リヴァイは少し手を伸ばしワインに映るケニーの姿を見る
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