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残酷で美しき世界の中で

第36章 子供達


『っ!』

ジャンに支えられ、ユミルの方向を見ると素早い動きで移動していた

『ボケっとしてるんじゃない!追うよ!』

アイリスの言葉に全員が続く

ジャン「速ぇ!離される!」

ミカサ「ユミルが何で!?」

ジャン「俺は別にアイツが味方だとは限られねぇと思ってなかったがな!」

アルミン「ああ!明らかに敵対的だ!ライナー達に協力する気なんだ!僕らはおびき寄せられていた!」

『(あのユミルが私とクリスタを食べる?そんなことってある?)』

アイリスはドンドン遠ざかって行くユミルの背中を見つめる

ベルトルト「来たぞ、ライナー!」

ライナー「ああ!」

ライナーは木から飛び降りると小さいナイフで掌を切ると光った
そして鎧の巨人になると走り出す
ベルトルトとユミルはライナーの背中に飛び乗った

アルミン「まっ!不味い!エレンが連れていかれる!」

『止まらない!なんの為の馬なんだ!?』

ハンネス「ああ!馬を使って追うぞ!」

アイリスは犬笛を使ってクロウを呼ぶ
全員は馬に乗って一斉に追い掛ける

ハンネス「絶対に取り返すぞ!エレンは俺の命に替えても!」
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