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【短編集】ブーゲンビリア【R18】

第2章 罠


「ずっと手に入れたかった女から告られて、挙句に体を求められて」

ズボンからそそり立った物が出された。
始めてみる信也の男性器に喉が鳴る。

「好きだ奏。ずっとずっと手に入れたかった」

言葉と同時にそれが一気に中へ入れられた。
圧迫感が押し寄せる。
思っていたよりもそれは固くて太い。
いれられただけで意識が飛びそうになった。
待ち望んだ時間。
恋焦がれた瞬間。
信也の事が好きだと思い知らされる。
始めて気持ちが重なった気がした。

「おっきぃ……よぉ……」
「動くぞ」

ゆっくりと律動が始まった。
それに合わせて喘ぎ声が漏れる。
信也の背中に腕を回し、抱きしめた。

「あっああ! きもちぃいよぉお!」
「俺も気持ちいいよ。奏」

心が満たされる。
律動は徐々に早くなっていく。

「あっあっだめ、いくっいっちゃううう」
「俺も、だすぞっ!」
「あああああっ!」

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