• テキストサイズ

ド ロ ッ プ ス .

第17章 青春の味





拓巳
「…ごめんな…風呂上がりだったんだろ?」








佐藤
「え…?」










拓巳
「まだ…髪濡れてるからさ。」











三つ編みに編み込んだ髪に触れる拓巳くん。











佐藤
「…///」










なんだか髪の毛を触られてドキドキする私。










拓巳
「…それから……

マスコット…悪かったな……」







佐藤
「なんで拓巳くんが謝るの?…マスコットはレイカさんが……」










拓巳
「レイカの気持ち知ってたのに無神経な行動して、

気持ちを荒立てさせたのは俺だからさ……」










佐藤
「…………」











(拓巳くん偉いなぁ…自分の悪かった所にも気付けるなんて…)










拓巳
「だから明日からは、

美苗さんを特別扱いするのやめるから!!」










佐藤
「うん。」










拓巳
「でもさ……」











佐藤
「?」











拓巳
「下校だけは一緒にな!」










佐藤
「え?……う、うん。」











拓巳
「よし…うん。解決…

じゃあ、そろそろ戻るから。また明日な!」









拓巳くんは私の三つ編みから手を離すと、


走って帰って行った。








/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp