第7章 チェリー味
鮭
「さて…と…
アンタの着付けも終わったし、
母ちゃんは戻るよ。」
アヤコさんは、
やれやれといった感じで障子戸にヒレを添える。
佐藤
「あ…あの……母ちゃん……」
鮭
「なんだい?」
佐藤
「……着付け…手伝ってくれて…
ありがとうございました。」
鮭
「……ふっ……
娘の旅立ちだよ…礼なんて良いんだよ。」
佐藤
「(´・_・`)」
鮭
「それじゃあね………」
佐藤
「(´・_・`)ノ」
鮭
「………」
佐藤
「………」
鮭
「ブハッ!!!」
佐藤
「(´⊙ω⊙`)!?」