第7章 チェリー味
鮭
「心配しなくても大丈夫さ。
愛の無い結婚だって……」
"バサッ"
アヤコさんは私に肌襦袢を着せる。
鮭
「……慣れるもんさ。
母ちゃんだってね、父ちゃんなんて好きじゃなかった…
けど母ちゃんの腹には…いたんだよ…アンタらがね…」
佐藤
「(´-ω-`)」
(アヤコさんの黒い過去…(;´д`)
ていうか、鮭って産卵してからじゃないと
いろいろ"成立"しないよね…
お腹のイクラは無精卵だから産み捨てすれば良くない?
あっ…でも、妖怪の鮭だからシステムが違うのかな?)
鮭
「だからいずみ…」
(だから、さゆりね。さゆり…)