第7章 チェリー味
佐藤
「えっ……」
(私…もしかして…無駄に怒られてるの(;´д`)?)
鮭
「………はぁ……」
深く生臭いため息を吐くアヤコさん
佐藤
「(´・ω・`)」
鮭
「良いかい……よくお聞き……
母ちゃんはアンタがどんなハシタナイ事したって、
母ちゃんの……ゔぅっ……
可愛い子供なんだから…ゔぅ……ゔぅぅ…
嫌だねぇ…母ちゃん…アンタらの前では
強い母ちゃんじゃなきゃいけないのにねぇ……
すまないねぇ…さ……さけ…さ……さゆり……」
佐藤
「…………」
(…無理して覚えのない娘の母さん演じるから、
名前……無理して考えた感が出てるよ…)
鮭
「さより…よくお聞き。」
(さゆりです)
鮭
「…そのイクラ達が出来たのはもう仕方がないこと…
だからと言ってアンタは幸せになる事を諦める必要はないんだよ。」
佐藤
「(´・ω・`)」
鮭
「…今日の見合いで…」(すっごい小声)
佐藤
「……」