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【戦国BASARA】*月夜の盃 2*【R18】

第1章 再会の意味




「おい紫乃」

「っ、な、なんだ。政宗殿」

「関係ねぇって面してんじゃねーぞ。まずはテメェからだ」

「・・・は?」


──え?

何を言ってるんだ? 政宗殿。

私が裏切り者でないことくらい、彼が一番理解してくれていると思っていたのに・・・。


「政宗様? それは・・・」

「確かに今は、こんな時に戻ってきやがった紫乃が一番怪しいからな。はっきりさせておこうぜ、小十郎」

「・・・政宗殿・・・」


そんな・・・。


「承知致しました。お前ぇら、今夜は解散だ! ・・・紫乃、お前は残って、政宗様の言う通りにしろ。」


片倉殿まで・・・。


「か、片倉様! 紫乃は裏切り者なんかじゃありませんぜ!」

「筆頭も! 何を言い出すんすか!」


四人組は必死に反論してくれたけれど、政宗殿の決意は変わることはなく、ただ彼らをじろりと睨むだけだった。


「明日はテメェら全員調べてやるから、大人しく寝ときな。小十郎、人払いだ」

「承知致しました。お前ぇら! 解散だ!」


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