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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第12章 未完成な僕ら






「おはようございます!今日もRe:valeをよろしくお願いします!……ん……?」


元気よく挨拶をした岡崎の耳に、こそこそと噂話をしている声が聞こえてきた。


「――さっき、Re:valeの楽屋覗いたんだけど、すげぇピリピリしてたよ。不仲って噂、本当だったんだな…」

「――今にも殺し合いが始まりそうな空気だったぞ…」


スタッフたちの噂話に、驚く岡崎。


「えっ!?そんなに!?どうしちゃったんだ、ふたりとも……っ」


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