第4章 開始
試合中影山と日向は普通の速攻ではなく、日向がトスを見ず、ただ全力でブロックのいないところに飛び、そこに超精密な影山のトスがあがる "変人速攻"をやった
日向影山「キャプテン!!!」
2人は声を揃え、澤村の元へ行き、ボロボロになったバレー部入部届けを出す、2人はやっと正式な部員になったのだ
––––––––いいなぁ
遠くから2人を見つめていた はボソッと呟く、その目は嬉しそうであり反対に少し悲しそうな目でもあった
私は少し新鮮な空気を吸いたく、第2体育館を出て言った
「はぁ........」
冷たい壁に背をもたれかけ 空を見つめる あたりはすでに真っ暗になっていた 街灯の少ない体育館裏からみる空は満天の星だった
菅原「大鷲 ........?」