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【NARUTO】愛しいあなたへ カカシバージョン

第2章 その後


「、今日これから俺の家に泊まりに来てよ。明日俺も休みだよ。」

長期任務後の
夕食後の帰り道、
俺はの手を握りながら、意を決して話しかけた。


『え!?…家に??!カカシの?
い、今から!?』


あまりに動揺して、焦点が定まっていない気がするが、大丈夫か?

「ちょっと大事な書類の記入してほしいんだよね。
あ、印鑑いるから、着替えも一緒にとりに行こうか。」

歩きながら
の顔をみると、
急に、
真剣な顔で
考えているご様子だ。

(あ、バレたかな、やっぱり)

そう思って、ネタバラしを
しようと口を開けたが、
が先に喋り出した。

『…印鑑!?…借金の肩代わりとか?
ダメダメ!
白紙委任状は書きませんよ!
あ、壺も布団も買いませんからね。』


本気で伝えてくるに
思わず吹き出してしまった。
何を考えてるのよ、は。

「違うよ。…まあ財産とか、色々責任は出てくるね。」


「やっぱり…、私が渡せるのは
給料半年分ぐらいだからね。」


何かおかしな想像を
し出したが、
もうそれでいいやと思い
無視した。

「が記入してくれたら、俺、多分泣いちゃうね、嬉しすぎて。
、してくれるよな?」

の顔を俺は覗いて
優しく微笑んで聞いてみた。


「…!ま、任せてよ!
ローンの1つや2つ、
私、結構稼いでるから。
だから大丈夫!安心して。」

その言葉に
思わずにやけて
口に手を当てた。


(あー可愛い…
何でこんなに頑張るの?)


凄いな、俺が悪い奴なら
大変な事になってるぞ。


「そっか、本当に嬉しいよ、
ありがとう。。好きだよ。」



ニッコリ笑顔で伝えたが、は、
別の意味で捉えており、
少し困った表情を浮かべている。


相変わらず、
俺のサディスト精神に
火をつける奴だな。

を本気で
このまま押し倒したいぐらいだ。


帰り道、俺はどうやったら
そういう雰囲気に持っていけるか、悩みながら歩いていたが、

は隣でひたすら
ローンの事を考えているようだった。











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