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【黒子のバスケ】ブルーな愛情

第3章 ファミレス





「いいってば…!私も払うから!」

「お前のためじゃなくて払わねぇと俺がダセェんだよ。お前は黙ってろ」

「お小遣い貰った日に全部使いきるくせにカッコつけるな!」

「バッ…!今はちげーよ!」


只今どっちが食事代を払うかで揉め中…。
レジの前でこんなことされては、大層迷惑な客だろう。
ウェイトレスさんゴメンネ。


「俺が誘ったんだから払わせろよ!」

「私にそういう気づかいはいらないよ!幼馴染みなんだから!」


その一瞬、大輝が動きを止めた。
その隙をついて自分の分のお金を置く。
走って逃げればこっちの勝ちだ!

そう思い私は店を飛び出した。


大輝にお会計は任せて、一足先に帰ろうかな。
大輝と一緒にいるところ近所の人に見られると色々めんどくさいし。


一人で帰ろうと歩き出した時、後ろからバタバタと足音が聞こえた。



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