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せんせい

第3章 3



さあ、どうしたもんか?

僕ってどうしてこう、厄介ごとに巻き込まれるんだろうなあ…。


学年主任の小田先生からの頼まれ事で通りかかった体育館への渡り廊下。
僕の勤める高校は県内でも有名な進学校だ。

だから、昼休みに教室外を彷徨く生徒は滅多に見ない。


一人の女生徒を三人の女生徒が囲んでいる。

嗚呼、あれって、所謂いじめってやつかな?
一応、教師だし、助けないとまずいよなあ…。


僕は重い一歩を踏み出した。

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