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イケメン戦国 短編集 R18

第6章 あの日の誓いは永遠に (謙信×舞) R18


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佐助と約束を交わした後、舞が部屋へ戻るとすぐに謙信がやってきた

「いい子で待っていたか?舞」

「謙信様!今日は早いですね。お仕事はもう終わったんですか?」

いつもより早い帰りに驚きながらも、長く一緒にいられる事が嬉しくて謙信の傍へ駆け寄ると、謙信は微笑みながら舞を優しく抱きとめた

「最近は忙しくて、お前が全然足りていない。だから今日は、お前を朝まで愛してやろう」

甘い囁きに、胸がドキンと高鳴る

深く口付けられ、与えられる熱にそのまま身を委ねそうになるけれど…帯に手をかけられた瞬間、舞はハッと我に返った

「あの…っ、謙信様!ちょっと、用事を思い出したので…ごめんなさい…っ」

「っ、舞!?」

謙信の腕を勢いよく振り解き、部屋を飛び出して行った舞

謙信は、訳も分からないまま拒絶された事に苛立ちを覚えた

用事?今でなければいけない用事とは何だ

舞のいない部屋など、居ても意味がないではないか

「舞…」

謙信は愛しい人の名前を呟きながら、暫くその場に佇んだ後、足早に部屋を出ていった


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