• テキストサイズ

イケメン戦国 短編集 R18

第14章 微笑みの向こう側 (三成×舞) R18


.



「愛しています…舞」

「っ、こんな時だけ名前で呼ぶなんて狡いよ…っ。そんな事言われたら…怒れなくなる…っ」

「では、諦めて私に委ねて下さい。身も心も、全て…」

(三成くん…策士だなぁ。本当、敵わない)

「ちゃんと責任…とってくれるなら……」

「っ、当たり前です。私の傍にいて、ずっと私を困らせて…」

「ん……っ」

再び重ねられた唇に抗う事なく身を委ねると、落ち着いた筈の熱が身体を熱く火照らせていく

「このままでは、またここで貴女を抱いてしまいそうなので、貴女の部屋まで運ばせて下さい」

三成は舞を抱き抱えると、書庫を出て舞の部屋へと向かって歩き出した

「み、三成くんっ、私…歩けるから…っ」

「ふふっ、逃がしません。どうかこのままで…」

三成の腕に抱かれながら、これからの起こる事を想像し頬を真っ赤に染める舞

それとは裏腹に、穏やかな表情を浮かべながら歩く三成

二人の甘い夜が始まり、三成の想いが成就するのは、それから暫く後の事ーーーーーー



.
/ 273ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp