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イケメン戦国 短編集 R18

第9章 祈りと願いと 後編 (光秀×舞) R18


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一方、光秀は夕刻には坂本城に着いていた

「それで、状況はどうなっている」

「はっ、越前の内乱から逃れてきた人々が各地に流れ込んできており、収拾がつかない状況です。それが引き金となり一揆が多発しています」

「そうか。まずは越前を我が手中に収め、内乱を終わらせる。3日後には出立するから仕度を整えておけ」

「はっ、直ちに!」

光秀は指示を出すと、安土城へ書簡を送るべく部屋へと向かった

越前を攻めるにあたり、信長へ報告をしておく必要があった事と、後は舞への文を送る為だった

今頃、どうしているだろうか。

不安を感じてはいないだろうか。

「たった1日会えないだけでこれとは…絆されたのは俺の方か」

自嘲気味に笑うと、筆を取り書き始めた



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