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例え世界が変わっても【気象系BL】

第4章 第4話


俺は玄関からそのままキッチンに直行した

潤「今日は何処切ったの?」

翔「えっ!?じ、潤お帰り!今日は早いね」

潤「撮影が早く終わったから。それより何処切ったんだよ」

翔「えっ…いや…あの…」

後ろに隠そうとするから左腕を掴んで前に持ってきたら

潤「…?切ってないじゃん…」

さっき間違いなく『あいたっ』って言ってたよな?

その時ふと翔を見ると右腕を隠していたからそのまま右腕を掴むと

潤「…あんた右利きじゃなかったっけ?何で利き手の方を切るんだよ」

何故か右手人差し指を切っていた

翔「その…玉ねぎのみじん切りしてたんだけど…包丁の下に指を入れてたみたいで…」

…ある意味器用だな…何で包丁の下に指なんて入れるんだよ

翔「だ、大丈夫だよ。傷テープを張っておけば…」

俺は翔の指を押さえて傷口をくわえた

翔「じ…潤…」

指を離して翔を見ると、何故か顔を真っ赤にしていた

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