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【名探偵コナン】ハニトラには引っかからない!

第1章 one!




 お名前はなんていうのだろう?
入校式のために訓練をしていたが、あまり近くの人とは話していなく、男性なんてもっと話していなかった。
神様は私と同じクラスの人だったが、ふわふわの天然パーマ?の人と話しているので話しかける事は出来ない。

見つめながらもはぁと溜め息を付き、黒板に目線をいかせた。
 午後は座学で午前で動いて疲れきった体に鞭をうちながらも先生の話を聞く。今回は何もしないらしいが、今後はグループに分かれて話し合いなどをするらしい。それも楽しみだ。
何だか学生みたいだ……いや、警察学校だから学生か。
警察学校には様々な人がいる。普通に若い子や30代ぽい人もいて専門学校や大学みたいで何だか楽しそう。



「これで以上にする。今後は課題など出していくので心に留めておいてくれ。」


 か、課題……。ノートに書き写したが、周りの人よりも学力ギリギリで入った私には到底理解が不能だった。そうだよ、私みたいな人は努力しなければいけないんだ。女性刑事なんてなめられるに決まっているし、もっと強くならなければ。
寮に戻る前に少し残って、見直しでもしよう。……今日は出来ないけれど。
 私には目的がある。それは神様にお礼を言いにいくことだ。



 周りが寮に戻る準備をしている間に、素早く準備をする。しかし、ボーとしていたのもあったせいか神様は教室から出て行ってしまった。
すぐに追いかけていくと、少し長い髪の毛の男性とふわふわな軽い天然パーマの男性のシルエットを目に入ったので早歩きで後ろまで行く。



「お、お話中、失礼します!!今、よろしいですか!?」


 どこの企業だ。緊張でかしこまった言葉を言ってしまい、驚いたように男性2人は振り返った。
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