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【ONEPIECE】風と共に。

第2章 エースの旅立ち




ルフィ「気おつけろよ!エース!!」


エース「あぁ!じゃあなルフィ!俺は先に行くぞー!!」


快晴のコルボ山の海岸に、元気な二人の声が響く。
オレンジ色の帽子を被った顔にそばかすのある少年が船に乗り旅立っていくところだった。
麦わら帽子の少年や町の人、山賊達が見送っている。


ルフィ「頑張れよーー!エース!!」


「達者でなー!!」


「風邪引かないようにねー!」


エース「待ってろー。すぐに名をあげてやる!!」


エースを見送る人達は船が見えなくなるまで見送り続けた。


ルフィ「行っちまったな。」


村長「まったくじゃ。ガープのやつがなんと言うか。」


見送りに来た山賊達や町の人は戻って行くなかルフィはまだ一人海を眺めていた。


ルフィ「三年たって海に出るときにはもっと強くなって俺は海賊王になるんだ!」


ルフィは揺らがない決意を思い返しその場を去ろうとしたとき、海岸の近くに小舟が漂着してるのが目についた。


ルフィ「ん?何だ?」


小舟を覗き込むとそこには灰色の髪の女の子が倒れていた。
服はボロボロで小舟は沈みかけていた。

ルフィは腕を伸ばし女の子の体に巻きつけ引き上げた。


ルフィ「おーい。大丈夫か?」


声をかけても返事はなく意識もない。
ルフィはどうしたら良いかわからずとにかく一番安全そうなマキノの所に連れていくことにした。













風車村に着き駆け足でマキノの居る酒場へ急ぐ。


ギーッ


木の扉を開け机を拭いていたマキノに声をかける。


ルフィ「マキノ!大変なんだ!こいつ見てやってくれ。声かけても返事しねぇ!!」


マキノ「えっ!!分かったわ、とにかく私の部屋のベットへ。ルフィはお医者さんを呼んできて!」


ルフィ「分かった!」


マキノは意識のない女の子を担ぎベットに寝かせた。
ルフィは急いで医者を呼びに行き一緒にマキノの酒場に向かった。




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