第12章 星空の下で R18(秀吉)
ハンモックに揺られながら、ひとり、
音楽を聴いている華月を呼んだ。
「華月、ちょっと良いか?」
「うん、何?」
「ひ、秀吉、さん…まさか…2人で、
…き、き、肝試し…じゃ…」
華月が怖々聞くからおかしくなる。
「ははは、そんな事するもんか〜」
「よ…良かった〜」
「足元、気を付けて、俺の腕 離すなよ」
と言うと
「う、うん」
ぎゅうっっ と腕を握られた。
しばらく歩くと広い川岸に出た。
「お、火、消えてなくてよかった」
(いつの間にこんな所に火なんて起こしてたんだろう)
それに、秀吉さんの見ている方を見ると川原にレジャーシートが引いてある。