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裏『探偵』αな女がΩの男達に求愛される話。

第3章 運命の番(2)…松田陣平>>1


私の勃起した性器にゆっくりと腰を下ろし中へ入って来た陣平さんは待ち望んでいた快楽からか、びゅると軽く逝ってしまったようだった。ぷるぷると脚が痙攣しており、喘ぎ声を必死に我慢した男が愛おしい。しかしまだ入れて半分だったりする、私の性器は巨根なのだ。もう少し頑張れと無意識に焦らして来る陣平さんの腰を掴み、一気に腰を下ろさせた。

「んぁあ゙あぁあ゙っっ!んぐ、ふぅ、ふっ…」
「んぁっ…はぁ、締め付け過ぎ。本格的に逝っちゃいましたね」

痙攣しているのが、私にも伝わって来る。キュウキュウ中を締め付けられて痛いくらいに気持ちいいが一向に動こうとしない為、下から上へと腰を動かした。

「ひっ、ぁ、あっ、んん、ぁあっ、ぅん、あぁ゙」
「奥突かれるの好きですもんね?」
「あん、お、おくぅ…んぁ、ふ、ぁっ、ぁ゙あ」

コツコツと、リズムを刻むように奥が当たるのが気持ちいいのかひっきりなしに喘ぐ陣平さんを見上げる。艶めかしくていやらしい表情を浮かべる男に優越感が湧き上がる。こんなにもエッチで受け顔を見せる陣平さんは私しか知らないのだ、だからこそ番に意地悪をしたくなる。

「あ、はっ…も、い…いくっ…い、ぁうん゙っ」
「ぁっ…いいよ、逝って?」
「ぁあ゙ぁぁ゙あっっ!は、はぁ…ふっ、ん…」
「っつ…ん、ぁっ…」
「あっ…中、なか…あつぃ…」

びゅるびゅると中へ注ぎ込み、仰け反るように身体を震わせる陣平さんはうっとりと目を細めて微笑んだ。幸せそうにお腹を撫でていて、私にキスを強請る。繋がっているまま覆い被さるようにキスをされた、私の唇に割って入る舌にピクリと自分の肩が動く。相変わらずキスは上手でこればかりは手慣れているなと納得する。絡ませる舌をカプリと甘噛みすれば、驚いたように唇を離そうとする。しかし逃がしはしないと両腕で頭と腰を引き寄せ抱き締めた。柔らかい髪を撫でながら唇を離せば、赤くなる顔を反らし俯かせた。

「陣平さん、気持ちよかったです?満たされました?」
「…き、きもち…よかった…」
「ふふ…そうですか。私も喜んで頂けて嬉しいです。ただ申し訳ないんですが…」

繋がったままの状態で陣平さんが煽るような真似をしたからまだ満たされていない、物足りなく感じてしまう。なのでまた勢い良く腰を突き上げた。

「ん、ふ…あぁ゙ぁっ!?」
「何回もそそいで上げますので、付き合って下さいね?」
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