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裏『探偵』αな女がΩの男達に求愛される話。

第10章 運命の番(1)…降谷零>>2


「ぁ、ぁあっ…んんっ…ひ、んぁっ」
「んー…」
「ひっ!ぁ、やめっ…ぁああっ!」

引っかくのを止めてずるりと中指が離れて行った。逝きそうになっていたのに逝けなくて…中がヒクヒクし開いて閉じてを繰り返す。涙目で春枝を見れば、両手で俺の尻を掴んで…にゅるりと舌が入って来た。そのまま中を掻き回され、指とは違う生暖かくて、ぬるりとした舌触りに腰が引けてしまう。

「ぃあ…そ、なっ…きたなっ…ぅああ゙っ」
「はぁ…舌だとまた違う感じで気持ちいいでしょう?」
「うぅ、ひっ…んぐっ、はぁっ…はっ…」

じゅるじゅる…と奥まで舐め取られて、舌で押し入れられたら音と舌でまた逝きそうになる。逝く、逝きそう…というところでまた舌が離れた。

「ふぅ、ふっ…逝きたい、春枝っ…頼むから」
「零くん、気持ちよかった?」
「良かった…良かった、から…」
「舌と私の性器…どちらがいい?」
「春枝が、いい…春枝のが、欲しい…」

にたりと笑った春枝は、いいよと声を出して勢い良くズブズブと中へ入って来た。大きく、太い…目の前がチカチカする。しかし痛みはない、優しく甘やかすように俺の髪を撫でながら挿入して来たのだ。

「はっ、ひっ…ぁあ、んんん゙!」
「はぁ、零くんの中気持ちいいね…処女だっけ?私のために残してくれたんだよね?童貞でもあるのかなー…」
「あ、ぁあ゙ん、ぁ゙あ、んん、ん゙っ」
「はぁっ…中きゅうきゅう締まるの、私も感じちゃう」

動くよ。そう春枝の言葉を聞き、ズンッとさっきよりも奥へと入れられた。ズプズプとピストンさせるごとに声を荒げてしまい、シーツを必死に握り締めた。顔を伏せて声を我慢しようとしても、春枝は俺の首筋に手を触れてこちらを向けようと仕向けて来る。

「んっ、ぁ…零くん、キスしよ…っ?」
「はぁ、あぁ、はっ…んん、そこっ…あんっ!」

気持ちいい、なにも考えられない。春枝の声に反応して奥を攻められたら背筋がゾクゾクした。首だけ後ろへ振り返させられてキスをする。舌を舐め回し、甘噛みされてくぐもった声に反応するように、中でまた奥へと腰を振られた。

「んぁ…ぃ、ぐっ…あぁっ!いっちゃ、ぁあっ!」
「いいよっ…逝って?」
「ぁあ、んん゙も、ぅ…あぁあっ!はぁ、はっーー…ひっ!?や、まだ…逝って、ぁあ!」
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