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裏『探偵』αな女がΩの男達に求愛される話。

第16章 運命の番(1)…降谷零>>3


みかずさん、何度もリクエストありがとうございます!ゆっくり消費して行きますので、のんびりで申し訳ありませんが暫くお待ち下さい(*´꒳`*)

ーーー。

※零さんはα性のモブオジサンにレ○プされる描写あり。激裏です。それでも構わないという方のみ、そのままどうぞ。

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降谷side。

「ふっ…ぐっ…ひっ、っっ…」
「零さん、言ってくれたら…私がかき出したのに、どうして言ってくれなかったんですか?」

ザァァとシャワーの流水音に身を任せて、嗚咽を漏らしながら中へ指を入れてかき出していた。ヒートではないから妊娠はしないがピルを大量に飲んで、気持ち悪さで吐き出した…バーボンとしての仕事でハニトラを仕掛けなければいけなくて仕方なかったとは言え、愛している彼女の姿を思い出すと涙が込み上げて来る。申し訳なさが募り、春枝の家へとお邪魔になっているとは言え相談出来るわけがなかったのだ。そんな俺の気持ちが手に取るように分かるのか、彼女はバスタオルを巻いた姿で俺の前へと現れた。こんな中に溜まった精液をかき出す姿を見せたくはなかった。

「す…すまなぃ…」
「零さん」

冷え切った声に、ビクリと肩を揺らした。今彼女は怒っている。なにに対してだ、中出しされたから?春枝の浴室で体を洗っていたから?バーボンとして別のα性と関係を持ったから?などと考えるが、春枝の気持ちが分からなかった。しっかりしろ、俺は警察で探偵なんだろう!彼女の気持ちを理解出来るだろう!そう春枝の顔を見つめれば、笑顔はなく無表情に近かった。怒っている、それは直ぐに分かった。

「すまないっ…君の家でこんな、直ぐに出て行くから」
「はっ?」
「組織の人間として…関係を持たなくてはいけなくて、だが俺は春枝だけを愛しているしっ」

α性の男に襲われ、情報を聞き出してから逃げた。ホテルで体を洗ってこれば良かったと後悔する。男が怖かった、彼女の満たされる空間で安心したかった。だが…今は春枝の表情がなにより怖い。

「私を嫉妬させたかったんですか?」
「そんなつもりはないっ!ただ…春枝のいる傍で安心したかったんだ。すまない…君を傷付けることになってしまって。本当に…」
「そうじゃない…分かってない」
「えっ、ぅあっ!ひっ…ぅ、ぐ…春枝っ、あぁ゛っ!」
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