• テキストサイズ

紅の魂

第3章 恋わずらいって扱いづらい


土方は真選組屯所に戻った。

そして、ある人物を探す。

すると、廊下を歩いてくる人物がいた。

土方「近藤さん!」

声をかけると、その人物が振り向く。

近藤「おお、トシ!」

真選組局長、近藤勲(ゴリラ)。
人情が厚く、皆に慕われている。

土方は、さっそく今日の沖田の事について話した。

近藤「そうかぁ。ついに総悟も初恋かぁ」

土方「あぁ。総悟のやつ、あれからずっとどこかを
ぼおっと見てやがる。いつも以上に仕事サボり
っぱなしだ。」

土方はため息をつく。

沖田が仕事をサボるせいで、残りの仕事が全部自分にまわってきたのだ。

近藤「まあいいじゃないか。総悟にとっておめでたい
事だし、少しは浮かれさせてやってくれ。」

土方「おいおい、近藤さん……」

そう言いながらも、土方の表情は嬉しそうだった。
/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp