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【名探偵コナン】求めた先に。【完結】

第1章 殺される。



「ミルクティーでございます。」
「あ、ありがとうございます……。」


 い、イケメン……。直感的に思ってしまった。
ミルクティーと同じ色をした髪の毛に褐色の肌、目は水色でタレ目気味。凄く優しそうな表情をしていて+爽やかな感じだ。
そんな観察しているわけにもいかないので、ミルクティーに目線をいかせる。あ、そうだ、ここの店員さんだったら知っているかな?
すぐにその人を見るとコナンくん?は首を傾げた。



「あ、あの、お聞きしたい事がありまして。」
「はい、なんでしょうか。」


「も、毛利探偵事務所って今、やってくるのでしょうか……?もし知っていたら教えてください。」


 へ。と呆気に取られるような表情をされたので知らないと判断したら「あ、あの!」と女子高校生が声を上げた。



「その毛利の娘なんですが、今、お父さんは不在でして……。」
「!?本当ですか……。」


 不在。なんて最悪なアクシデントに見回れているんだ。
早くしないと殺されるかもしれないのに。どうしよう。
早く違う探偵事務所を探さなければいけない。でも、そこまで調べてない。
そこまで考えていなくて、震えが止まらず目には涙が溜まってくる。


「大丈夫ですか!?」
「だ、大丈夫です。すみません。教えてくださりありがとうございました。」


 ここで泣きだしてはいけない。ミルクティーに手をつけて飲もうとすると「あの!」とミルクティーを運んでくれた店員さんの声が聞こえてきた。



「何があったのですか、もし宜しければ教えてくれませんか?僕も一応、探偵なんです。」
「探偵……。」


 本当なのか?そう思った瞬間に「そうだ、安室さんも探偵だから大丈夫だよ!」とコナンくん?の声が耳に響いた。


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