• テキストサイズ

【名探偵コナン】求めた先に。【完結】

第7章 偽りの姿




 目を覚めるとそこは知らない天井が見えて、1人で寝ていることも硬いベットも全て理解が出来た。
上体をあげて、スマホに電源を入れると無数の通知や着信で溢れている。全て同じ人だけど、1人だけ違う人がいた。
百合ちゃんだ。"いつでも良いから連絡して。"と言葉がある。
でも、ハニートラップされてました。なんて言えない。きっと心のどこかで"また騙されているじゃん。"と思われるだけだ。


 仕事も今日は休みだしゆっくりとしよう。そうだ、お風呂に入ろう。
部屋についている風呂に入ることにした。







 お風呂から出たあと、自分の行動力のなさに頭を抱える。
衣服も安室さん……いや、降谷さんの家に全部置きっぱなしにしてしまった。生憎、私はまだ合鍵を持っている。
昼も仕事だから今から行ったら合わずに済むだろう。



 衣服などを準備して、置き手紙でも書いてすぐに出て行くことにした。
その後の行動力は自分的には素晴らしいものだった。
すぐに準備をしては、雑貨屋さんへ足を運んだ。綺麗な白と水色の便箋セットがあったので買ってはビジネスホテルに戻って書いていく。
書き終わり、またビジネスホテルから出て行く。

 向かった先は働いていた仕事場である。



 仕事も辞めた。前々からそれは決まっていた事なので、すぐに辞められるようにはなっていたので今日それに成立したので凄くタイミングが良い。
理由は分かるとおりに暴力をふるわれていたので逃げたい。と言うことだ。
今度皆でお別れ式などをやってくれるらしくてそれを楽しみにしている。


 そんなこんなでもう定時に帰れる人は帰っている時間になってしまった。
しかし、安室さんは今日も同じく夜遅いだろう。
最後に荷物を持って実家に帰ろう。まだ、連絡はしていないけれどきっと向かえてくれる。

 踏み出したのは、安室さんのマンションだ。
/ 78ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp