第2章 聖騎士の剣
ホーク
「プゴ!マジで牙が生えてやがる!ほ、本当に吸血鬼なんだな‼︎」
エリザベス
「わ、私も見てみたいです!失礼でなければ(そわそわ」
イヴェレット
「こんなもので良いなら、いくらでも」
立ち上がり、少し上を向いて口を開ければ、エリザベス王女は興味津々な様子で覗き込む。
エリザベス
「とても鋭いですね…初めて見ました!」
それはそうだろうね。
ホーク
「なあ、お前昨日…ブリタニアの家畜を皆殺しにしたっつってだけどよ………それって、血を吸って殺ったって事なんじゃねえのか⁉︎」
メリオダス
「昨日のはコイツの嘘だって言っただろ」
イヴェレット
「獣の血なんて臭くて飲めたもんじゃないよ」
ホーク
「クサイ⁉︎喧嘩売ってんのか!(怒」
飲みたいと言えば、それはそれで怖がるんだろうに…どう答えろって言うんだい。
イヴェレット
「さて、食事の代わりにワインでも貰おうかね──」
私がカウンターの方に向かった…その時、
「プギ!!!!」
店全体に強い揺れが生じた。