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黒の組織のお嬢様

第3章 出会いは突然に


ベルモットが来てから1週間がたった頃。
不意に資料庫の扉が空いた。
「あら、ベルモット。こんなに早く来るなんてどうした…」
「どうしたもこうしたもないわ!もしかしたら私の掴んだ情報が間違ってるかもしれないのよ」
そう言ってベルモットがづかづかと入ってきた。
「この前教えた任務。あなたならもう詳しく調べてるわよね?」
「え、えぇ。気になるところだけね…?」
アンノックはベルモットの気迫がすごいあまり、少し怯えてしまった。
「あぁ、ごめんなさいね、エンジェル。怖がらせるつもりじゃなかったのよ」
「大丈夫よ。ベルモットが必死にとった情報がガセだったらショックよね。もしかして…」
アンノックは怪しんで聞いた。
もしかして人手が今のままでは足りなくなる自体になるのでは、と。
「えぇ、そのまさかよ。手下が厄介になるかもしれないのよ。もしかしたら、あなたも呼ぶハメになるかもしれないわ。まぁ私が掴んだ情報がガセだったらよ?」
そう言いながらアンノックの机の上にある資料を調べ始めた。
(その様子だと私が必要になる確率は50:50か…)
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