• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

イケメン戦国【秘密の花園】

第3章 手と手を繋いで/視点違い




一人でニヤニヤしていると、秀吉さんが私を現実に引き戻す。


「じゃあ今日も餌をやりに行かないとな。雀たちも お前が来るのを待ってるはずだ」

「え…? いや〜… それはないと思うけど……」

「莉菜、いくら相手が鳥とは言え一度得た信頼を裏切るのは良くない」

「うーん、うん……」

「よし!これからは俺も餌やりを手伝う。あとで厨に米を取りに行こうな!」

「えぇ!? あ…ありがと……よろしくお願いします………」


ああ。

咄嗟についた嘘のせいで、毎朝 秀吉さんとスズメに餌をやる羽目になってしまった。

ほとぼりが冷めるまで続きそうだなコレ。

でも佐助くんのことがバレるよりは良いか…

頑張って早起きしよう…


………

………


着替えの途中。

昨日見た夢をぼんやりと思い出す。

佐助くんの夢、

すっごくリアルだった。

声とか…

手の温もりとか…

極め付けが、

お、おでこに

おやすみの……





キ…キ……キキ………





キ


ス





キャーッ
どうしよどうしよ!!!





はぁ…


逢いたいな。


佐助くん、元気かなぁ……





やっとこさ着替えを済ませた私は、頬の緩みを隠しきれないまま皆が待つ広間へと急いだ。


(ぐぅ〜)


盛大にお腹の音を響かせながら廊下を走り

広間の襖を元気よく開けて、中へと入る。


「おはようございます!遅くなってごめんなさい!」


さぁ、

朝ご飯食べて、今日も一日頑張ろ!

佐助くんのことを想うと、自然と気力が湧き上がるのだった。







ー おしまい・あとがきへ続く ー


/ 304ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp