第13章 今夜は朝まで離さない/後編/R18
「莉菜さん」
「んっ」
とりあえずキスで唇を塞ぐ。
…と、これがまさかの大誤算で。
キスしたことにより、中が余計にヒクヒクし始めた。
「ん、んんッ!」
「う、ぷはっ…… はぁ、はぁ、はぁ、」
危険を感じた俺は、すぐに唇を離す。
本当はこのまま思い切り腰を動かしたい。
けど 出し挿れするには まだ痛いだろうし……
葛藤を繰り返し、布団のシーツをグッと掴む。
「佐助くん、」
耐える俺の首に、莉菜さんが腕を絡ませてきた。
「我慢、しない、で……」
「…ーーえ」
「私… 大丈夫、だから… 佐助くん、気持ち良くなって……」
「あ、」
耳元で囁かれた言葉に心臓を鷲掴みにされ、
同時に中に埋まったままのモノが素直に反応し出す。
「莉菜さん………」
そんな可愛いことを言われたら もう。
「じゃあ、一回、だけ」
もしかすると興奮と動揺で正しい判断が出来てないかもしれない。
どこかボンヤリした頭のまま、俺は膣内からモノの半分までを引き抜き…ーーー
(ズン…ッ!!)
気付いた時には 莉菜さんの最奥を目掛けて突き上げていた。