• テキストサイズ

【HQ】脳内妄想‐シンデレラ・単発‐【R18】

第1章 嫉妬はスパイス(縁下力/シンデレラ)


勿論、質問に答えられる訳もなくて、黙っていても…。

「何?熱い夜を思い出しちったか?」
「そんなに縁下って激しいのか!人は見掛けによらねぇな。」

勝手な2人の想像で話は進んでいく。

「木兎さん、あんまりりこさんをイジっていたら、縁下が怒りますよ。あぁいう大人しい人が怒ると怖いと思いますけど、俺は知りませんから。」
「照島も、いい加減にするんだな。あまり、下品な話ばかりするなら追い出すぞ。」

そんな状態の酔っ払い2人を止めたのは、常識人の京治くんと澤村さん。
力さんより、まずこの2人の醸し出している空気が怖いです、ハイ。
流石の2人も、これには敵わなかったみたいで、姿勢を正した。

こんなやり取りをしている内に、力さんが来たようでインターフォンの音が聞こえる。
澤村さんが出迎えに行って、本格的に飲み会がスタートした。

先に飲んでた2人の間は辛くて、力さんの横に移動したかったけど。

「目の前でイチャイチャされっと腹立つから、お前はココ。力ちゃんも、いつも堪能してんだろーから、今日くらい地味子譲れ。」

照島さんは、それを許してはくれない。

「目の前でイチャつかれたくないなら、俺がそっちに行きます。猛獣の間にりこを置いておけませんから。」

自分の所の社長相手に、私の為に意見をしてくれる力さんが、格好良くみえた。
/ 56ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp