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愛欲ノ奴隷【R18】

第6章 媚薬


男はガーターベルトを外したが、思いついたように言った。

「でもご褒美の前に、せっかく媚薬をたくさん飲ませてるんだし、他のこともやっておこうかな」

灯翠が連れていかれたのは、壁から壁へ長いロープが張ってあるところだった。

灯翠はそこを跨がされた。
ちょうど秘部にロープが擦るくらいである。

目隠しと口枷、そしてアームグローブを後ろ手につけられた灯翠は、足の拘束だけを解かれた。

「このロープをはしっこまで渡れたら、もっと気持ちいいご褒美をあげるからね」

男に言われ、灯翠はロープを進み始める。
しかし、

「んんっ…!」

びしょびしょの秘部やクリトリスをロープが刺激し、悶える灯翠は、なかなか進むことが出来ない。

濃い媚薬を何日も飲まされ続けたせいで敏感になっている身体は、ロープだけで何度もイってしまう。

「んふぅっ!んっ…んんっ!」

身を捩らせ、足をビクビクと痙攣させながら、灯翠は歩みを進めた。その都度快楽が襲い、秘部どころか床までもびしょびしょになっている。

「んっ!?」

途中、灯翠は急に快楽が強まるのを感じた。
ロープに結び目が作られ、突起になっているのだ。

「ああ、気付いちゃったね。そこ、気持ちいいでしょ?」

男がクスリと笑う。

結び目がクリトリスを刺激し、灯翠は堪らなくなった。
進むことをやめ、その場で腰を降り始める。

「んんっ…ふっ、ふぅん…っ!」

「 ふふ、気持ちよすぎて進めない?」

「ん…んふぅ…っ!」

しばらくして灯翠は身体を痙攣させ、絶頂に達した。
ロープに跨った足がガクガクと震え、行き場のない快楽に身をよじらせる。

「ほら、先へ進まないと」

男に言われ、灯翠は再び歩みを進めた。
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