• テキストサイズ

キイロさんの短編

第1章 ひまわり



いつも、君の誕生日には向日葵を。

今日が真紀ちゃんが僕の目の前からいなくなって、一周忌だった。

君がいなくなって、僕はたくさん泣いた。

たくさん、色んな人に迷惑をかけながらも逞しく生きてきたつもりだ。

最初は、真紀ちゃんがいなくなったことでめそめそして、
色んなことに対する力がなくなってしまったけど。

そんな時に、海から言われた一言で目が覚めた。


「 佑亮が元気なくて、そんな半端に仕事したら、私のせいだって真紀ちゃんが安心できないだろ。もっと、真紀ちゃんのためにも強くならなきゃダメだろ。男なら、それくらいしなきゃダメだろ。」


仕事を半端にやってた、僕に喝をいれたくてそういったのだろうけど、なんだか、その言葉で僕は救われた。

今、僕の目の前には真紀ちゃんはいないけれど。でも僕の心の中には確かにいて。

いつも、僕が迷ってるときは大切な言葉をくれる。
真紀ちゃんは僕の中で生きている、僕が頑張ることで彼女が安心できるなら、頑張れると素直に思ったんだ。

新しい、僕たちの曲。

君が好きだと、笑顔で答えていたあの花を僕は背負って頑張るんだ。

一番に、僕が向日葵をあげたときにメンバー皆も許してくれた。

僕は、今君を背負って。君と一緒に生きている。

君の名前と向日葵。いつ見ても綺麗だよ。

また、今年も君と共に生きていく。




 
/ 2ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp