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黒子のバスケ  ~俺の愛する人たちへ~

第41章 支えあいながら ~火神大我~


香音side

どっどうしよう・・・
あの火神くんの相手なんて・・・ もちろん、火神くんはもちろん知ってる すごすぎる跳躍力 私の理想の人

そんな人の相手なんて・・・ 私じゃ無理だよう。でもやらないとなぁ
よし!ダメもとでもいいからやろう!それで火神くんのいいところを観察しよう!
っしゃ!やるぞ!

火神「じゃあ、お前からでいいぞ」

香音「うっうん!」

私はボールを力強く持ち、構えた
火神くんも完全に待ち構えてる
この緊張感 すごい
よし!いくぞ!
私は思いっきりドリブルで突き進んだ

その瞬間、火神くんは私の目の前にきた
やっぱり早い

火神「へっ!そんなんじゃ抜けねぇよ!」

香音「ふんっ!こんなもんじゃないよ!」

私はその瞬間ターンで火神くんを抜いた

香音「もらったー!」

私は思いっきりシュートをうった
その瞬間

「バコォン!」

私のシュートは完全にブロックされた
やっぱり火神くんはすごい

火神「っしゃ!俺の勝ちだな!」

香音「うぅん!悔しい!」

火神「でも、お前すげぇよ!」

香音「いや、わたしなんてまだまだです」

火神「なっ!お前今度試合だろ!それまで俺と一緒に練習しねぇか!? 俺も教えてやるから!」

香音「え!?いいの!?」

火神「あぁ!がんばろーぜ!」

香音「うん!」

やったぁ!あの火神くんに教えてもらえるなんてうれしい!頑張ろう!少しでも火神くんに追いつけるように!
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