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黒子のバスケ  ~俺の愛する人たちへ~

第31章 ギュッてするだけでいい ~紫原敦~


「おーい カノちん!おまたせぇ」

「あっむっくん!じゃあいこっか!」

「そうだねぇ」

「ねぇ手つなごうよぉ」

「えっ!?」

「いや?」

「いやそんなんじゃないど・・・」

「あっもしかしてかのちん手ちっちゃいから嫌なんでしょう」

「えっ!?ばれた!?」

「はぁい比べちゃおうよぉ」

そうして私たちは手を重ねあった
差は歴然としている

「あぁもう!いいじゃん!!いこっ」

「はぁいじゃあこのまま手つないでこぉ」

そうして私たちはギュッと握り合いながら歩いて行った

「ねぇかのちんさぁ コンビニいこうよぉ」

「えっ!いいけど・・・」

「じゃあいこぉ」

そうして私たちは毎度同じくコンビニでまいう棒を買った

「ん!?ひさしぶりに食べたけどおいしい!」

「でしょぉ お菓子はねぇ正義なんだよぉ」

「正義なの?」

「うん」

「むっくんはどうしてお菓子が好きなの?」

「理由なんてないよぉ ただおいしいから食べてるだけ でもかのちんもおいしそうだよねぇ」

「はいっ!? 食べないでよ!」

「うぅん食べちゃう いただきまぁす」

「えっ!?ちょっ!?」



チュッ



むっくんの柔らかい唇が重なった

「えへへおいしぃ ごちそうさまでしたぁ」

「もうっいこう!」

「ずぅっと一緒にいようかのちん」

「それは私も思ってるよ!」

「えへへかのちん大好きィ」

「私も大好き!」

ずっと一緒にいようねむっくん
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